労働関連・取引関連法規(全27問中11問目)
No.11解説へ
準委任契約の説明はどれか。
出典:平成26年秋期 問80
- 成果物の対価として報酬を得る契約
- 成果物を完成させる義務を負う契約
- 善管注意義務を負って作業を受託する契約
- 発注者の指揮命令下で作業を行う契約
正解 ウ問題へ
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解説
準委任契約は、通常の委託契約(請負契約)と同様に別の組織に業務を委託する契約ですが、仕事の完成を契約の目的とする請負契約と異なり、委託された仕事の実施自体を目的とする契約形態です。受託者は善良な管理者の注意をもって委任事務を処理する義務を負うものの、仕事の完成についての義務は負いません。主に業務分析やIT戦略のコンサルティングなど成果物が特定されていない状況で結ばれます。したがって「ウ」が正解です。
- 請負契約の説明です。
- 請負契約の説明です。
- 正しい。準委任契約の説明です。
- 労働者派遣契約の説明です。
- 善管注意義務
- 委託業務において職業や能力から考えて一般的・客観的に要求される注意をしなければいけないという義務のこと。(準)委託契約において受託者は、善良な管理者の注意をもって委任事務を処理する義務を負う。
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