労働関連・取引関連法規(全27問中17問目)
No.17解説へ
裁量労働制の説明はどれか。
出典:平成24年秋期 問75
- 企業が継続雇用の前提として,従業員に対して他社でも適用する技術・能力の維持責任を求める一方,企業も従業員の能力開発を積極的に支援する。
- 従業員1人当たりの労働時間を短縮したり仕事の配分方法を見直したりするなど,労働者間で労働を分かち合うことで雇用の維持・創出を図る。
- 特定の専門業務や企画業務において,労働時間は,実際の労働時間に関係なく,労使間であらかじめ取り決めた労働時間とみなす。
- 能力主義と実績主義の徹底,経営参加意識の醸成,業績向上へのインセンティブなどを目的に,職務と能力,業績を基準に報酬を決める。
正解 ウ問題へ
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解説
裁量労働制(さいりょうろうどうせい)は、仕事の具体的な内容や出勤・退社の時間を従業員に委ね、実際の労働時間に関係なく労使協定によって定めた労働時間を働いたものとみなされる労働制度です。デザイナーや記事の取材や編集を行う業務など労働時間と利益が必ずしも一致するわけではない特定の職種についてのみ採用することが法律で認められています。
- CDP(Career Development Program)の説明です。
- ワークシェアリングの説明です。
- 正しい。裁量労働制の説明です。
- 成果・能力主義の説明です。
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