「形式で表現される値は(－1)^S×16^(E-64)×0.M である」とありますが
「形式で表現される値は(－1)^S× 2^(E-64)×0.M である」のはずです。

IPAのPDFでもこうなっていたので、IPAの出題ミスと思われます。

浮動小数点数の形式には、主に以下の2つがあります。
・エクセス64・・・24ビット、(－1)^S×16^(E-64)×0.M
・IEEE754・・・32ビット、(－1)^S×2^(E-127)×1.M

この問題は、前者で出しています。
なお、平成24年春午後問1と平成27年秋午後問2は、後者で出しています。

こういった問題は、オヤっと思っても、書いてある通りに読み解くのがいいです。

16桁もずらすなんてありえないだろと思い込んだのですが、ありうるとして考えると、精度を犠牲にして表現できる範囲を飛躍的に拡大した表現方法なのですね。なるほど。

勉強になりました。ありがとうございました