平成20年春期  問64  

バイオメトリクス認証システムの判定しきい値を変化させるとき，FRR(本人拒否率)と FAR(他人受入率)との関係はどれか。

という問題なのですが、この問題の答えが・・・FRRを減少させると，FARは増大する。となっているのですが、なぜ本人を拒否する確率が減少する、言い換えると本人だと認証する確率が増えているのに、他人受入率も増大してるのが正解なのでしょうか？これだと解説にあるトレードオフの関係にならないと思うのですが、どなたかわかる方教えていただけると幸いです。

それは勝手に言い換えたからトレードオフにならなくなっただけです。

あくまでも「本人拒否率」と「他人受入れ率」の関係の話なので。

二つの困った事象を両方改善することは出来ないというジレンマの話です。

本人受入れ率と他人受入れ率を両方上げたいという考え方が存在しないので言い換えたらダメです。

問題に対する答えが正答になっていないということを言っているのですが・・・

この問題なら答えの選択肢に,例えば本人受入率を減少すると他人受入率は増大する。のような選択肢がないのがおかしいと思うのです。

本人を認証する確率ではなく減っているのは拒否をする確率なんですよ。拒否率の減少という部分が間違いのもとだと思います。

また、本人受入れ率と他人受入れ率を両方上げたいという考え方が存在しないとのことですが、それは違います。本人受入率を上げて、他人受入率は下がったほうが良いです。

本人受入率を上げて、他人受入率は下がったほうが良いです。

↑だからそれ、他人受入れ率は上げたくないでしょ

成宮さん、それはラズベルさんの両方上げたいというところの指摘をしただけですよ？

論点はそこではありません。ただ反論したいだけの意見がほしいわけではありません。

このバイオメトリクス認証の問題に対して正答がおかしいのではないかという話をしています。
これ何回も書かないといけないですかね？最初の投稿にも書きましたが、そのあたりをちゃんとわかっている方の意見を教えてもらえたらと思います。

> 本人を拒否する確率が減少する、言い換えると本人だと認証する確率が増えている
ここで言い換えてしまっているからトレードオフの関係が成立しなくなっています。

本人拒否率とは、
本人が認証を試みているのに、本人であると認識できず拒否してしまう割合

他人受入率とは、
他人が認証を試みているのに、本人であると誤認して受け入れてしまう割合

「本人拒否率が低くなる」
= 事前に登録された生体情報と一致しているかのチェックを緩くする
→ 本人であると認識できず拒否する割合が低くなる
→ 他人を誤って受け入れてしまう割合が高くなる

「本人拒否率が高くなる」
= 事前に登録された生体情報と一致しているかのチェックを厳しくする
→ 本人であると認識できず拒否する割合が高くなる
→ 他人を誤って受け入れてしまう割合が低くなる

トレードオフの関係が成立しています。

「本人を受け入れる確率」という問題文に登場しない語句を登場させてしまっているのが、混乱の元になっているかと思います。

社会人さん、貴重な意見をありがとうございます。

私は「本人拒否率が低くなる」ことの認識が少し違っていたのだということがわかりました。
ただ、「本人拒否率が高くなる」についてですが
→ 「本人であると認識できず拒否する割合が高くなる」ここはわかります。
→ 「他人を誤って受け入れてしまう割合が低くなる」というのはチェックが厳しくなったから、本人も他人も受け入れにくくなったということで合っていますでしょうか？

めっちゃ失礼やな・・・

> なおさん(No.8) 
はい、そういう内容を No.6 で記載しました。

ラズベルさん、成宮さん、社会人さんコメントありがとうございました。

おかげさまで自分の中のモヤモヤが解決できたかと思います。

この投稿は投稿者により削除されました。(2021.09.11 06:59)