情報セキュリティ(全127問中25問目)
No.25解説へ
メッセージ認証符号の利用目的に該当するものはどれか。
出典:平成31年春期 問38
- メッセージが改ざんされていないことを確認する。
- メッセージの暗号化方式を確認する。
- メッセージの概要を確認する。
- メッセージの秘匿性を確保する。
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解説
メッセージ認証符号(Message Authentication Code:MAC)は、通信データが改ざんされていないかを受信側で検査するために、通信データから生成する固定長のコード(メッセージダイジェスト)です。
送信側は、通信データを共通鍵暗号方式またはハッシュ関数で変換したコードを送信データに付加して送信し、受信側も同一の共通鍵暗号方式またはハッシュ関数を使って受信データを変換します。変換したコードの一致を確認し、一致していれば改ざんは行われていない、一致しなければ改ざんの可能性があると判断します。
MACの目的は「改ざんの検知」なのでデジタル署名と似ていますが、デジタル署名は公開鍵暗号方式を応用した技術であるのに対し、MACは共通鍵暗号方式やハッシュ関数を用いた仕組みです。
したがって「ア」が適切です。
送信側は、通信データを共通鍵暗号方式またはハッシュ関数で変換したコードを送信データに付加して送信し、受信側も同一の共通鍵暗号方式またはハッシュ関数を使って受信データを変換します。変換したコードの一致を確認し、一致していれば改ざんは行われていない、一致しなければ改ざんの可能性があると判断します。
MACの目的は「改ざんの検知」なのでデジタル署名と似ていますが、デジタル署名は公開鍵暗号方式を応用した技術であるのに対し、MACは共通鍵暗号方式やハッシュ関数を用いた仕組みです。
したがって「ア」が適切です。
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