開発プロセス・手法(全37問中2問目)
No.2解説へ
アジャイル開発手法のスクラムにおいて,開発チームの全員が1人ずつ"昨日やったこと","今日やること","障害になっていること"などを話し,全員でプロジェクトの状況を共有するイベントはどれか。
出典:令和5年免除 問39
- スプリントプランニング
- スプリントレビュー
- デイリースクラム
- レトロスペクティブ
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解説
スクラムは、アジャイル開発の方法論のひとつで、開発プロジェクトを数週間程度の短期間ごとに区切り、その期間内に分析、設計、実装、テストの一連の活動を行い、一部分の機能を完成させるという作業を繰り返しながら、段階的に動作可能なシステムを作り上げるフレームワークです。
スクラム開発では開発反復の単位を「スプリント」といい、スプリント実施の際に行う各イベントが定義されています。
スクラム開発では開発反復の単位を「スプリント」といい、スプリント実施の際に行う各イベントが定義されています。
- スプリントプランニング
- スプリントの開始に先立って行われるミーティングで、プロダクトバックログの中から、そのスプリントで開発するものを決定する
- デイリースクラム
- 開発チーム全員の活動の共有とコミュ二ケーションの促進を目的として、スプリント実施中に毎日10~15分程度行われる確認・調整のための会議。昨日やったこと、今日やること、障害になっていることを各人が話す
- スプリントレビュー
- スプリントの終了時に、関係者を集めて成果物のデモンストレーションを行い、成果物を検査し、フィードバックを得る
- スプリントレトロスペクティブ
- スプリント終了後に次のスプリントを見据えて行われる振り返り。上手くいったこと、上手くいかなかったこと、それに対する改善法・解決法を話し合う
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