プロジェクトのリスク(全6問中4問目)

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
リスク識別に使用する技法の一つであるデルファイ法の説明はどれか。

出典:平成22年秋期 問54

  • 確率分布を使用したシミュレーションを行う。
  • 過去の情報や知識を基にして,あらかじめ想定されるリスクをチェックリストにまとめておき,チェックリストと照らし合わせることでリスクを識別する。
  • 何人かが集まって,他人のアイディアを批判することなく,自由に多くのアイディアを出し合う。
  • 複数の専門家から得られた匿名の見解を要約して,再配布することを何度か繰り返して収束される。
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分野:マネジメント系
中分類:プロジェクトマネジメント
小分類:プロジェクトのリスク
解説
デルファイ法は、複数の専門家から個別に意見の収集を行い、得られた意見の集約をフィードバックするということを繰り返して、最終的に意見の収束をしていく手法です。技術革新や社会変動などに関する未来予測においてよく用いられます。

デルファイ法は次の手順に従って行われます。
  1. 複数の専門家を回答者として選定し、個別に質問を行う
  2. 質問に対する回答結果をフィードバックし、再度質問を行う
  3. 回答結果を統計的に処理し,確率分布とともに回答結果を示す
したがって「エ」が正解です。
  • シミュレーションはリスクの特定では使用されません。リスクの定量的分析で使われます。
  • チェックリスト法の説明です。
  • ブレーンストーミングの説明です。
  • 正しい。デルファイ法の説明です。

この問題の出題歴


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