システム化計画(全12問中2問目)
No.2解説へ
システム化計画の立案において実施すべき事項はどれか。
出典:平成30年秋期 問64
- 画面や帳票などのインタフェースを決定し,設計書に記載するために,要件定義書を基に作業する。
- システム構築の組織体制を策定するとき,業務部門,情報システム部門の役割分担を明確にし,費用の検討においては開発,運用及び保守の費用の算出基礎を明確にしておく。
- システムの起動・終了,監視,ファイルメンテナンスなどを計画的に行い,業務が円滑に遂行していることを確認する。
- システムを業務及び環境に適合するように維持管理を行い,修正依頼が発生した場合は,その内容を分析し,影響を明らかにする。
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解説
共通フレーム2013では、テクニカルプロセスとして、企画、要件定義、システム開発、ソフトウェア実装、ハードウェア実装、保守の各プロセスが規定されています。"システム化計画の立案"は、企画プロセスを構成するプロセスの1つで、システム化構想を具現化するために運用や効果等の実現性を考慮したシステム化計画及びプロジェクト計画を策定し、利害関係者の合意を得ることを目的とするプロセスです。
企画プロセスは、システムの新規取得や現行システムの改良を検討する際に最初に行われるプロセスですので、実施する内容としては「イ」が適切です。
企画プロセスは、システムの新規取得や現行システムの改良を検討する際に最初に行われるプロセスですので、実施する内容としては「イ」が適切です。
- システム開発プロセスの"システム方式設計"またはソフトウェア実装プロセスの"ソフトウェア方式設計"で実施する事項です。
- 正しい。企画プロセスの"システム化計画の立案"で実施する事項です。
- 運用プロセスの"システム運用"で実施する事項です。
- 保守プロセスの"問題把握及び修正の分析"で実施する事項です。
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