マーケティング(全29問中2問目)
No.2解説へ
イノベータ理論では,消費者を新製品の購入時期によって,イノベータ,アーリーアダプタ,アーリーマジョリティ,レイトマジョリティ,ラガードの五つに分類する。アーリーアダプタの説明として,適切なものはどれか。
出典:令和5年免除 問54
- 新しい製品及び新技術の採用には懐疑的で,周囲の大多数が採用している場面を見てから採用する層
- 新商品,サービスなどを,リスクを恐れず最も早い段階で受容する層
- 新商品,サービスなどを早期に受け入れ,消費者に大きな影響を与える層であり,流行に敏感で,自ら情報収集を行い判断する層
- 世の中の動きに関心が薄く,流行が一般化してからそれを採用することが多い層であり,場合によっては不採用を貫く,最も保守的な層
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解説
革新的な商品・サービスなどのイノベーションの普及に関する理論に「イノベータ理論」というものがあります。この理論では、商品購入の態度を新商品購入の早い順に5つの層に分類しています。
- イノベータ(Innovators:革新者)
- 冒険心にあふれ、新しいものを進んで採用する人。
- アーリーアダプタ(Early Adopters:初期採用者)
- 流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断する人。他の消費層への影響力が大きく、オピニオンリーダーとも呼ばれる。
- アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者)
- 比較的慎重派な人。平均より早くに新しいものを取り入れる。ブリッジピープルとも呼ばれる。
- レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者)
- 比較的懐疑的な人。周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。フォロワーズとも呼ばれる。
- ラガード(Laggards:遅滞者)
- 最も保守的な人。流行や世の中の動きに関心が薄い。イノベーションが伝統になるまで採用しない。伝統主義者とも呼ばれる。
- レイトマジョリティの説明です。
- イノベータの説明です。
- 正しい。アーリーアダプタの説明です。
- ラガードの説明です。
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