エンジニアリングシステム(全23問中12問目)
No.12解説へ
セル生産方式の利点が生かせる対象はどれか。
出典:平成27年秋期 問71
- 生産性を上げるために,大量生産が必要なもの
- 製品の仕様が長期間変わらないもの
- 多種類かつフレキシブルな生産が求められるもの
- 標準化,単純化,専門化による分業が必要なもの
正解 ウ問題へ
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解説
セル生産方式は、製造業における生産方式の一種で、1人若しくは少数の作業者チームで製品の組み立て工程を完成(または検査)まで行うものです。作業者の周囲に機械、組付工具及び部品が配置され、その中を多能工が歩き回って作業をします。ライン生産方式などの従来の生産方式と比較して、作業者一人が受け持つ範囲が広く多品種を生産するときフレキシブルな切り替え可能なのが特徴です。
作業台が「コ」の字型に囲む様子を細胞に見立てて「セル生産方式」と呼ばれています。「一人屋台方式」と呼ばれることもあります。
作業台が「コ」の字型に囲む様子を細胞に見立てて「セル生産方式」と呼ばれています。「一人屋台方式」と呼ばれることもあります。
- 大量生産で生産性を上げるにはライン生産方式が適しています。セル生産方式の利点が生かせるのは少量多品種の製造です。
- 仕様が長期間変わらない製品についてはライン生産方式が適しています。セル生産方式の利点が生かせるのは仕様が頻繁に変わる製品の製造です。
- 正しい。セル生産方式に向いています。
- セル生産方式では多工程を1人若しくはごく少人数で行います。作業工程ごとの専門家を必要とする場面には向いていません。
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