業務分析・データ利活用(全119問中118問目)

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No.118解説へ
ある単体テスト工程では,1,000ステップ当たりのバグ摘出率はほぼ正規分布になることが分かっている。チーム別のバグ摘出率をヒストグラムで表したところ,バグ摘出率が高いことを嫌ってデータを意図的に操作し,管理値内に収めてしまったチームがあることが推測できた。これに該当するヒストグラムはどれか。ここで,SLは管理下限,SUは管理上限を表す。

出典:平成16年春期 問77

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分野:ストラテジ系
中分類:企業活動
小分類:業務分析・データ利活用
解説
「バグ摘出率が高いことを嫌ってデータを意図的に操作し,管理値内に収めてしまった」という記述から、当該チームはバグの摘出率が上限以内に収まっている「ア」か「ウ」ということになります。

「ア」のヒストグラムが中央値を中心に上方・下方にバランスの良い山型を示しているのに対して「ウ」のヒストグラムでは、上限値より上の摘出率が全くなかったことになっています。
正規分布であれば、上方と下方に同程度の確率で値が分布しきれいな山形になるはずなので、「ウ」のヒストグラムはデータの操作が行われたため不自然な分布になっていると考えることができます。

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