会計・財務(全48問中28問目)
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解説
棚卸資産の評価方法の一つである先入先出法は、先に仕入れたものから順次払い出されたと想定して棚卸資産を評価する方法です。
当月に2回ある払出を、在庫として古い方から払い出していき最後に残った商品在庫の金額を計算することになります。
最初の払出である5日の30個は、前月繰越の10個と4日仕入の20個を足した分が払い出されます。この時点で前月からの繰り越し在庫は0個,4日仕入分は20個になります。
次の払出である30日の30個は、4日仕入分20個と7日仕入の10個を足した分が払い出されます。この時点で4日仕入分は0個,7日仕入分は20個となります。
月末時点での商品Aの在庫は、7日仕入分の残り20個および10日仕入分10個の合わせて30個であることになります。
7日仕入分は単価130円,10日仕入分は単価110円なので、在庫の評価額は、
(130×20)+(110×10)=3,700
3,700円と求められます。
当月に2回ある払出を、在庫として古い方から払い出していき最後に残った商品在庫の金額を計算することになります。
最初の払出である5日の30個は、前月繰越の10個と4日仕入の20個を足した分が払い出されます。この時点で前月からの繰り越し在庫は0個,4日仕入分は20個になります。
次の払出である30日の30個は、4日仕入分20個と7日仕入の10個を足した分が払い出されます。この時点で4日仕入分は0個,7日仕入分は20個となります。
月末時点での商品Aの在庫は、7日仕入分の残り20個および10日仕入分10個の合わせて30個であることになります。
7日仕入分は単価130円,10日仕入分は単価110円なので、在庫の評価額は、
(130×20)+(110×10)=3,700
3,700円と求められます。
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