会計・財務(全48問中44問目)
No.44解説へ
材料の払出単価の計算方法のうち,総平均法を説明したものはどれか。
出典:平成17年秋期 問73
- 期初在庫の評価額と購入した材料の総額との合計額をその総数量で割り,払出単価を算出する。
- 購入した都度,購入価額を記録し,最も新しく購入した材料の購入価額と最も古く購入した材料の購入価額との平均をとり,払出単価を算出する。
- 購入した都度,そのときの在庫金額と購入価額との合計額を,在庫数量と購入数量との合計数量で割り,払出単価を算出する。
- 前年度の期初在庫の評価額と期末在庫の評価額との合計額を,期初在庫数量と期末在庫数量との合計数量で割り,払出単価を算出する。
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解説
総平均法は、その月や年ごとに、期初在庫の評価額と購入した各材料の総評価額の平均単価を払出単価とする方法です。
例えば、
(50×30+45×50+51×30)÷110
=(1500+2250+1530)÷110
=48
と計算されます。
日本の企業会計基準では総平均法を含めて全部で7つの計算方法が認められています。
例えば、
- 4/1(月初)在庫:@50×30個
- 4/10 購入@45×50個
- 4/20 購入@51×30個
(50×30+45×50+51×30)÷110
=(1500+2250+1530)÷110
=48
と計算されます。
日本の企業会計基準では総平均法を含めて全部で7つの計算方法が認められています。
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