会計・財務(全48問中5問目)
No.5解説へ
損益分岐点の特性を説明したものはどれか。
出典:令和2年免除 問78
- 固定費が変わらないとき,変動費率が低くなると損益分岐点は高くなる。
- 固定費が変わらないとき,変動費率の変化と損益分岐点の変化は正比例する。
- 損益分岐点での売上高は,固定費と変動費の和に等しい。
- 変動費率が変わらないとき,固定費が小さくなると損益分岐点は高くなる。
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解説
解き方としては、損益分岐点を求める公式に、当てはめて考えることで正誤を判断していきます。
損益分岐点=固定費÷(1-変動費率)
この公式を見ると、固定費または変動費率が小さいほど、損益分岐点は低くなる関係にあることがわかります。
損益分岐点=固定費÷(1-変動費率)
この公式を見ると、固定費または変動費率が小さいほど、損益分岐点は低くなる関係にあることがわかります。
- 逆で変動費率が低くなると、損益分岐点は低くなります。
- 例)固定費100として、
変動費率 0.2 ⇒ 100÷(1-0.2)=125
変動費率 0.5 ⇒ 100÷(1-0.5)=200
変動費率 0.8 ⇒ 100÷(1-0.8)=500
となり、正比例はしません。 - 正しい。損益分岐点とは、売上と費用(固定費+変動費)が同じ金額になり、利益がゼロとなる売上高のことです。
- 逆で固定費が小さくなると損益分岐点は低くなります。
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