知的財産権(全30問中29問目)

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
著作権法に関する記述のうち,適切なものはどれか。

出典:平成16年秋期 問80

  • M社の業務プログラムは,分析から製造までの一切をN社が講け負って開発した。特段の契約条件がなければ,このプログラムの著作者はM社である。
  • 既存のプログラムのアイディアだけを利用して,同一目的のプログラムすべてを新たに作成した場合でも,著作権の侵害になる。
  • 著作権及び著作者人格権は,他人に譲渡することができる。
  • 日本国内においては,著作物に著作権表示が明記されていない場合でも,無断で複製して配布したときには著作権の侵害になる。
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分野:ストラテジ系
中分類:法務
小分類:知的財産権
解説
  • 請負契約では、請負業者が開発した著作物の著作権は、原則として請負業者に帰属します。ただし、通常は著作権譲渡特約などをすることにより、発注元に著作権が帰属するようにします。
  • 同一目的のプログラムであっても、その実現方法が異なれば別の著作物として扱われます。
  • 著作権は他人に譲渡することができますが、著作者人格権は他人に譲渡することができません。
  • 正しい。日本における著作権は、登録などの手続きをすることなく、著作物の創作と同時に発生します(無方式主義)。著作権表示がない場合でも著作権法の保護対象になります。

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