入出力デバイス(全21問中19問目)

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
USBの特徴に関する記述として,適切なものはどれか。

出典:平成18年春期 問25

  • PCなどの小型コンピュータと,磁気ディスク,レーザプリンターなどの周辺機器を接続するパラレルインタフェースである。
  • 音声や映像など,リアルタイム性の必要なデータ転送に適した高速な転送方式を採用しており,FireWireとも呼ばれている。
  • シリアルインタフェースであり,元来はモデムを接続する規格であったが,PCと周辺機器を接続するのにも使われる。
  • 三つのデータ転送モードがあり,外付け磁気ディスクはハイスピードモード,プリンターやスキャナーはフルスピードモード,キーボードやマウスはロースピードモードで使用される。
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分野:テクノロジ系
中分類:コンピュータ構成要素
小分類:入出力デバイス
解説
USB(Universal Serial Bus)は、現在最も普及している周辺機器接続のためのインタフェースです。シリアルバス規格のひとつであり、主な特徴として、ハブを使うことで最大127台まで接続可能、ホットプラグ・プラグアンドプレイが可能、バスパワー方式に対応しており小電力のデバイスならコードを介して電源供給が可能なことなどが挙げられます。
データ転送モードには、キーボードやマウスなど、高速な通信が必要ない周辺機器に用いるロースピードモード(1.5Mbps)、スキャナーやプリンターなどの通信速度が要求される周辺機器に用いられるフルスピードモード(12Mbps)、磁気ディスクなどを扱うときに用いられるハイスピードモード(480Mbps)の3つがあり、それぞれの機器に応じた転送速度を扱えます。
最大のデータ転送速度は、USB1.0が12Mbps, USB2.0で480Mbps, 最新のUSB3.0では5Gbpsとなり給電能力も強化されています。
  • USBはシリアルインタフェースの規格です。
  • IEEE1394の説明です。
  • RS-232の説明です。
  • 正しい。USBの特徴です。
2008年11月に策定されたUSB3.0では、SSD(Solid State Drive)などの高速デバイスを扱うためにスーパースピードモード(5Gbps)が新設されたので、2013年1月現在において転送モードは4つとなっています。

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