システムの評価指標(全76問中37問目)
No.37解説へ
ベンチマークテストの説明として,適切なものはどれか。
出典:平成24年春期 問18
- 監視・計測用のプログラムによってシステムの稼働状態や資源の状況を測定し,システム構成や応答性能のデータを得る。
- 使用目的に合わせて選定した標準的なプログラムを実行させ,その処理性能を測定する。
- 将来の予測を含めて評価する場合などにモデルを作成して模擬的に実験するプログラムでシステムの性能を評価する。
- プログラムを実際には実行せずに,机上でシステムの処理を解析して,個々の命令の出現回数や実行回数の予測値から処理時間を推定し,性能を評価する。
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解説
ベンチマークテストは、演算、ディスクアクセス、グラフィックス描画に用にシステムの使用目的に合わせたプログラムや、評価対象の業務の典型的な処理プログラムを用いて、ハードウェア、ソフトウェア、入出力や制御プログラムを含めたシステムの総合的な処理性能を定量的に測定して性能を評価する手法です。
代表的なベンチマークテストとしてSPEC、TPC、LINPACK、3DMarkなどがあります。
代表的なベンチマークテストとしてSPEC、TPC、LINPACK、3DMarkなどがあります。
- SPEC
- プロセッサの性能を評価するベンチマークテストで、整数演算の性能を評価するSPECint、浮動小数点演算能力を評価するSPECfpがある。
- TPC
- オンライントランザクション処理システムの性能を評価するベンチマークテスト
- LINPACK
- システムの浮動小数点演算の性能を評価するベンチマークテスト
- 3DMark
- 3Dコンピュータグラフィックスの描画性能を評価するベンチマークテスト
- モニタリングの説明です。
- 正しい。ベンチマークテストの説明です。
- シミュレーションの説明です。
- 静的積算法の説明です。
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