オペレーティングシステム(全107問中55問目)

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
シェルのリダイレクト機能による実現の可否に関する記述のうち,適切なものはどれか。

出典:平成24年春期 問24

  • 標準出力をファイルに切り替えることはできないが,標準入力をファイルに切り替えることはできる。
  • 標準出力をファイルに追加することはできないが,標準入力と標準出力をファイルに切り替えることはできる。
  • 標準入力と標準出力をファイルに切り替えることができ,標準出力をファイルに追加することもできる。
  • 標準入力をファイルに切り替えることはできないが,標準出力をファイルに切り替えることはできる。
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分野:テクノロジ系
中分類:ソフトウェア
小分類:オペレーティングシステム
解説
シェル(shell)は、OSの機能の一部であり、ユーザーからの指示を受けて解釈し、プログラムの起動や制御などを行うプログラムです。OSの中核(カーネル)とユーザーの橋渡しを行い、OS内部をユーザーから隔てるという役割からシェル(殻)という名称が付けられています。

UNIX環境やWindowsのコマンドプロンプトなどのシェルプログラムは、キーボードからコマンドを入力し、結果をディスプレイに出力するようになっています(標準入力がキーボード,標準出力がディスプレイ)。
リダイレクトとは、この標準入力/出力を変更する機能で、キーボードからのコマンドの代わりにファイルを入力元にしたり、出力先をファイルにする、または出力をしないなどの変更が可能です。出力先を切り替える「>」,出力先のファイルに追加する「>>」,入力元を切り替える「<」,複数行の入力を行える「<<」があり、これらを組み合わせることでリダイレクトの指定を行います。
  • 標準出力をファイルに切り替えることは可能です。
  • 標準出力をファイルに追加することも可能です。
  • 正しい。
  • 標準入力をファイルに切り替えることは可能です。

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