平成17年秋期試験問題 午前問69
問69解説へ
JIS Q 9001(ISO 9001)に基づく品質マネジメントシステムの運用に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- 組織内では幾つかの活動があり,その内容が異なっても,品質目標は統一して定めることが品質確保に効果的である。
- 品質マニュアルが現実に守られないケースが多く発生した場合でも,一定期間継続してそのマニュアルを使用する。
- 品質マネジメントシステムは国際規格に準じて構築されるので,プロセスの実施状況から手順を見直すことなく運用できる。
- よく吟味されて作成された品質マネジメントシステムでも,運用段階で不都合があった場合は,正規の手続を経て変更する。
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解説
JIS Q 9001(ISO 9001)は、製造物や提供されるサービスの品質を管理監督するシステムに関する国際規格です。運用後も「品質マネジメントシステムの有効性」を保つために環境の変化に対応し、継続的に改善を行うことが求められます。
- 部門ごとに最適な品質目標を定めることで効果的なマネジメントシステムとなります。
- 現状の活動にそぐわない規定は、業務に合うように変更する必要があります。
- 業務内容の変化に対応して品質マネジメントシステムを改善していく必要があります。
- 正しい。
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