平成29年春期試験問題 午前問53
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解説
ソフトウェアテスト工程ではテスト計画に基づき、バグ管理図などを用いてテストの進捗とバグ摘出数の関係を分析します。そして記録されたデータをゴンペルツ曲線や過去の実績と比較することで、プログラムの品質を予測します。
ゴンペルツ曲線とは、以下のようなS字曲線です。
テスト初期から中盤にかけてバグが適切に摘出され、テスト終盤でバグ摘出数が少なくなるとこのような曲線になります。この曲線からは、まずテストの進行に伴い多数のバグを摘出できた事実からテストの適切性を確認できます。そしてテスト終盤にかけてバグが摘出されにくくなっている事実から、潜在バグ数が少なくなり品質が安定していることを推定できます。
ゴンペルツ曲線とは、以下のようなS字曲線です。
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- バグの摘出数がテスト終盤になっても収束していません。まだ潜在バグが多数あると判断できます。
- 縦軸は累積バグ数を表しています。累積バグ数はテストの進行に伴い増加していくためグラフは不適切です。
- バグの摘出数がテスト終盤になっても収束していません。まだ潜在バグが多数あると判断できます。
- 正しい。終盤では摘出バグ数がほぼなくなり、品質が安定していることを表しています。
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