平成30年春期午後問4  設問1  aについて

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
さん  
(No.1)
解説によると
タイプA
・計算処理時間:1,000÷1=1,000(秒)
・ネットワーク処理時間:700÷1=700(秒)
2つを比較すると計算処理がボトルネック(処理完了までに仮想マシンを1,000秒稼働させなければならない)になります。
とありますが計算処理時間とネットワーク処理時間の合計時間でコストを求めたのですが合計時間で求めるのはなぜ間違いなのでしょうか
2023.06.29 04:36
jjon-comさん 
FE ゴールドマイスター
(No.2)
基本情報技術者過去問題 平成30年春期 午後問4
https://www.fe-siken.com/kakomon/30_haru/pm04.html

> 計算処理時間とネットワーク処理時間の合計時間でコストを求めた

とのことですが,
タイプA B C D をそれぞれどういう計算で求めたのか,
その結果はどうだったのか,を示していただく方が助言しやすいです。
2023.06.29 13:48
jjon-comさん 
FE ゴールドマイスター
(No.3)
No.2の回答者です。

> 合計時間で求めるのはなぜ間違いなのでしょうか

に対しての回答なら計算式を提示していただかなくても可能だと,思い直しました。

----
問題文にはこう書いてあります。

> フロントサーバにおいては,
> 1要求当たり,計算処理量は0.1秒,ネットワーク処理量は0.07秒である。

クライアントからの要求数の多少にかかわらず,両者の比は変わりません。

10要求あたりなら,計算処理量は1秒,ネットワーク処理量は0.7秒になりますし,
30要求あたりなら,計算処理量は3秒,ネットワーク処理量は2.1秒になります。

ちなみに要求数=30を例に挙げたのは,
ネットワーク処理の 2.1 がおよそ2だとみなせる数だからです。

----
本問題において,クライアントからの要求を処理するには
要求数の多少にかかわらず,フロントサーバの性能が,
    計算処理3 対 ネットワーク処理およそ2
の比だと,両処理のバランスがとれており,無駄がない。

それに対して「表1 仮想マシンのタイプ」には次の数値が登場します。

> タイプC,計算処理能力4,ネットワーク処理能力2
> タイプD,計算処理能力8,ネットワーク処理能力2

本問題のクライアントからの要求を処理するには,
タイプCは計算処理能力(4)に多少の余裕があり,
タイプDは有り余る計算処理能力(8)を無駄に搭載していることが分かります。

計算処理能力が4であろうが8であろうが(100であろうが1000であろうが),
ネットワーク処理能力が2であるならそれがボトルネック(隘路)になり,
有り余る計算処理能力を活かすことができません。

以上が,
ボトルネックとなる値だけで判断するのが正しく,
ボトルネックではない値も加えた合計時間で求めるのが間違いな理由になります。
2023.06.29 15:55
さん  
(No.4)
質問者です。
ご丁寧なご解説ありがとうございます。

私の質問が不十分であったため補足をします。
仮想マシンでは計算処理が終わってからネットワーク処理に移るイメージで問題を解いためそれぞれの処理能力高いほど計算処理時間とネットワーク処理処理時間の合計時間が短くなり合計時間でコストを求めてしまっていました。
具体例
1要求あたりで計算
A  0.1秒+0.07秒=0.17秒              よってコストは0.17×10=1.7
B  0.1秒/2+0.07秒/1.5=0.096…秒     よってコストは0.096×18=1.728
C  0.1秒/4+0.07秒/2=0.06秒          よってコストは0.06×34=2.04
D  0.1秒/8+0.07秒/2=0,0475秒        よってコストは0,0475×60=2.85
 したがってコストはAが最も安い(不正解)

jjon-comさんの解説を拝見させていただきましたが計算処理とネットワーク処理は同時進行で行われているという考え方で合っていますでしょうか。改めての質問ですみません。
2023.06.29 20:36
jjon-comさん 
FE ゴールドマイスター
(No.5)
いいえ、同時進行かどうかは関係ないでしょう。

No.4の次の記述は妥当だと、私は思います。

> 具体例
> 1要求あたりで計算
> A  0.1秒+0.07秒=0.17秒
> B  0.1秒/2+0.07秒/1.5=0.096…秒
> C  0.1秒/4+0.07秒/2=0.06秒
> D  0.1秒/8+0.07秒/2=0,0475秒

X軸を要求数とし、Y軸を処理時間としたグラフは、
ある程度の要求数までは右上がりの直線を描くはずです。

しかし、あるところで変化があらわれます。
CとDに登場するネットワーク処理量は (0.07秒/2)/要求 であり、
その逆数は  (1/0.035)要求/秒 = 約28要求/秒 になるのですが、
1秒あたりの要求数がこの点を越えたとき(?)から、CとDの直線の傾きは
ネットワーク処理能力のみに影響されて傾きが鈍くなるように思います。
No.3ではそれを「有り余る計算処理能力を活かせない」と表現しました。

空欄[ a ]を回答する際の前提になっている

> クライアントからの要求が非常に多いとき,

とはこのような状況を指しています。
この点を越える要求数が1秒間に押し寄せる場合は

> 負荷に応じて台数を増減できる。

つまり、台数分のコストを増やして対応することになります。

mさんの計算は、
要求数が少なく、ボトルネックを考慮しなくてかまわない場合を
前提としている計算式だと私は思いました。
2023.06.30 00:45
さん  
(No.6)
無事解決することができました。
ありがとうございます。
2023.06.30 18:35

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