計測・制御に関する理論(全11問中10問目)
No.10解説へ
産業機器の機器制御に使われるシーケンス制御の説明として,適切なものはどれか。
出典:平成21年秋期 問 4
- あらかじめ定められた順序又は条件に従って,制御の各段階を逐次進めていく制御方法である。
- 外乱が予測できる場合に,あらかじめ外乱を想定して前もって必要な修正動作を行う制御方法である。
- 制御量を常に検出して制御に反映しているので,予測できないような外乱に強い制御方法である。
- “やや多い”,“やや少ない”などあいまい性に基づく制御方法である。
正解 ア問題へ
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解説
シーケンス制御とは、「あらかじめ定められた順序または手続きに従って制御の各段階を逐次進めていく制御」であると、日本産業規格(JIS)の旧規格 C0401 に定義されています。簡単に言うと、決められた順序通りに行う処理を自動制御することです。
産業機械では、スイッチを押すとあらかじめ設定しておいた通りに材料を加工するNC機械、家電製品では、スイッチを押すだけで水の投入から脱水(機種によっては乾燥)までを行う全自動洗濯機など、シーケンス制御は様々な分野で活用されています。
産業機械では、スイッチを押すとあらかじめ設定しておいた通りに材料を加工するNC機械、家電製品では、スイッチを押すだけで水の投入から脱水(機種によっては乾燥)までを行う全自動洗濯機など、シーケンス制御は様々な分野で活用されています。
- 正しい。
- フィードフォワード制御の説明です。
- フィードバック制御の説明です。
- ファジィ制御の説明です。
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