通信に関する理論(全13問中13問目)
No.13解説へ
調歩同期式(スタートストップ方式)のデータ伝送において偶数パリティによる誤り検出方式を用いて,文字T(JlS7単位符号1010100)を送出した。正しく受信したときのビット列はどれか。ここで,送出はスタートビット(0),文字の低位ビットから高位ビット,パリティビット,ストップビット(1)の順とし,受信したビットを左から順に記す。
出典:平成16年秋期 問63
- 0001010101
- 0001010111
- 1001010110
- 1001010111
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解説
パリティチェックは、送信するデータの一定長のビット列に1ビットの検査ビットを付加し、受信側では受信データとパリティビットを照合することで誤りを検出する方式です。
ビット列とパリティビットを合わせて「1」のビット数が奇数になるようにパリティビットを付加するのが「奇数パリティ」、偶数になるように付加するのが「偶数パリティ」といいます。
文字Tを表すビット列(1010100)は「1」のビットが3個あります。この設問で用いる偶数パリティでは「1」のビット数を偶数にしたいので付加するパリティビットは「1」になります。
送出は次の順番で行われます。
ビット列とパリティビットを合わせて「1」のビット数が奇数になるようにパリティビットを付加するのが「奇数パリティ」、偶数になるように付加するのが「偶数パリティ」といいます。
文字Tを表すビット列(1010100)は「1」のビットが3個あります。この設問で用いる偶数パリティでは「1」のビット数を偶数にしたいので付加するパリティビットは「1」になります。
送出は次の順番で行われます。
- スタートビット(0)
- 文字T(1010100)
→低位ビット(右)から高位ビット(左)の順で送出するので受信する順番は「0010101」になる。 - パリティビット(1)
- ストップビット(1)
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