情報に関する理論(全41問中34問目)
No.34解説へ
四則演算の式の書き方には,演算子をオペランドの前に書く方法(前置記法),オペランドの間に書く方法(中置記法),オペランドの後に書く方法(後置記法)の3通りがある。図は,2分木で表現された式のたどり方と,各記法によって表される式を例示したものである。各記法で式を書く手順の説明として,適切なものはどれか。
出典:平成18年秋期 問12
- 前置記法:節から上に戻るときにそこの記号を書く。
- 中置記法:節に下りたときにそこの記号を書く。
- 後置記法:節から上に戻るときにそこの記号を書く。
- 後置記法:葉ならばそこの記号を書いて戻る。演算子ならば下りるときに左括弧を書き,左の枝から右の枝に移るときに記号を書き,上に戻るときに右括弧を書く。
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解説
- 節から上に戻るときに記号を書いていくと、式は「abc-d*+」となります。これは後置記法による式であるため誤りです。
- 節に下りたときに記号を書いていくと、式は「+a*-bcd」となります。これは前置記法による式であるため誤りです。
- 正しい。「ア」と同じ手順なので、式は後置記法の「abc-d*+」となります。したがって適切です。
- 手順どおりに記号を書いていくと、式は「(a+((b-c)*d))」となります。これは中置記法による式であるため誤りです。
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