離散数学(全109問中42問目)
No.42解説へ
論理式 (A+B)・(A+C) と等しいものはどれか。ここで,・は論理積,+は論理和,XはXの否定を表す。
出典:平成23年特別 問 1
- A・B+A・C
- A・B+A・C
- (A+B)・(A+C)
- (A+B)・(A+C)
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解説
最短で答えを導く方法は論理式にド・モルガンの法則を適用して変形することです。
(A+B)・(A+C)
=(A+B)+(A+C)
=A・B+A・C
この変形により問題文の論理式は「A・B+A・C」と等しいことがわかります。
また地道にベン図を描いて比較していく方法でも解いてみます。
最初に(A+B)・(A+C)の表す集合をベン図で描いてみます。
(A+B)・(A+C)は以下のようになります。さらに設問の論理式は上図で求めた集合の補集合であるので、となります。
さらに各選択肢の論理式についてもベン図を描いてみます。
- ド・モルガンの法則
- A+B=A・B
A・B=A+B
(A+B)・(A+C)
=(A+B)+(A+C)
=A・B+A・C
この変形により問題文の論理式は「A・B+A・C」と等しいことがわかります。
また地道にベン図を描いて比較していく方法でも解いてみます。
最初に(A+B)・(A+C)の表す集合をベン図で描いてみます。
(A+B)・(A+C)は以下のようになります。さらに設問の論理式は上図で求めた集合の補集合であるので、となります。
さらに各選択肢の論理式についてもベン図を描いてみます。
- A・B+A・C
- A・B+A・C
- (A+B)・(A+C)
- (A+B)・(A+C)
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