ネットワーク応用(全24問中19問目)
No.19解説へ
ADSLの特徴として,適切なものはどれか。
出典:平成18年春期 問35
- アナログ電話とデータ通信とで使用する周波数帯域を分けることによって,両者の同時利用を可能としている。
- スプリッタを用いてアナログ電話とPCを同時利用する場合には,PCだけの単独利用に比べ,通信速度が低下する。
- 上り(利用者から電話局への方向)と下りの通信速度が異なり,上りのデータ量が多い通信アプリケーションに適している。
- 複数の64kビット/秒のチャネルを束ねて伝送に用いることによって,高速通信を実現している。
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解説
ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)は、一般家庭に普及しているアナログ電話回線をそのまま利用し、それまでに使用されていなかった高周波数帯域を利用することでデジタル通信を行う伝送方式です。
一般的なインターネットの利用ではアップロードよりもダウンロードの伝送量が圧倒的に多いので、ADSLでは、上り方向(通信業者から利用者へ)よりも下り方向(利用者から通信業者へ)の帯域幅を広く確保してあり、下りと上りの通信速度が非対称(Asymmetric)であるという特徴があります。
一般的なインターネットの利用ではアップロードよりもダウンロードの伝送量が圧倒的に多いので、ADSLでは、上り方向(通信業者から利用者へ)よりも下り方向(利用者から通信業者へ)の帯域幅を広く確保してあり、下りと上りの通信速度が非対称(Asymmetric)であるという特徴があります。
- 正しい。
- アナログ電話とPCでは使用する周波数帯域が異なるので、原理的には双方の通信速度が影響されることはありません。
- ADSLは、上り方向よりも下り方向の通信速度が速いので、下りのデータ量が多い通信アプリケーションに適しています。
- ISDN(Integrated Services Digital Network)の説明です。
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