ネットワーク応用(全24問中20問目)
No.20解説へ
CATV回線を用いたデータ伝送(インターネット接続サービスなど)の特徴に関する記述のうち,適切なものはどれか。
出典:平成18年春期 問56
- 回線によって各端末がセンターとスター型に接続されているので,端末同士の接続サービスが容易に実現できる。
- ケーブルモデムを利用することによって,下り方向については数Mビット/秒を超える高速伝送が可能である。
- データ伝送を行うためには,回線に光ファイバケーブルを使用しなければならない。
- 上り方向・下り方向とも回線速度が同じであり,双方向通信に最適である。
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解説
CATV(Cable Television)は、通信ケーブルを使ってテレビ放送を配信・受信したり、インターネット接続や電話などの複合的なサービスを提供するシステムです。ADSLと同様の理屈でテレビ放送で使用しない周波数帯域をデータ通信に割り当てることで両方の通信を実現しています。
- 各端末とセンターが構成するネットワークはツリー型になります。
- 正しい。施設内にCATVモデムを設置することで、最大で数10Mビット/秒の伝送が可能です。
- 光ファイバを使った回線網もありますが、同軸ケーブルの使用が主流です。
- ADSLと同様に上りの帯域は下りの帯域に比べて狭いため速度に差が生じます。
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