データ通信と制御(全58問中43問目)
No.43解説へ
ATM交換機に関する記述として,適切なものはどれか。
出典:平成18年秋期 問54
- 事業所などの限られた範囲の構内に設置された内線電話機相互間の接続や,加入者電話回線と内線電話機との接続に用いる構内交換機の総称である。
- データをセルと呼ばれる固定長のブロックに分割し,各セルにあて先情報を含むヘッダーを付加することによって,種々のデータを統一的に扱う交換機である。
- データをブロック化された単位に区切って転送する蓄積型の交換機であり,伝送速度は数十kビット/秒程度までである。
- フレームと呼ばれる単位に区切られたデータを交換する交換機であり,伝送誤りに対する再送を行わないので,ネットワーク内の処理を高速化することができる。
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解説
ATM(Asynchronous Transfer Mode)は、高速通信を可能とするために送信するデータを48バイトのペイロード部に5バイトのヘッダー情報を付けた合計53バイトの固定セルに分割してデータを非同期通信でやり取りする交換方式です。ヘッダー部にはエラー制御のためのHECフィールドがあり、誤りを検出したときには再送要求を行います。
- PBX(Private Branch eXchange)の説明です。
- 正しい。ATM交換機の説明です。
- パケット交換機の説明です。
- フレームリレー交換機の説明です。
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