データ通信と制御(全58問中6問目)
No.6解説へ
CSMA/CD方式のLANに接続されたノードの送信動作に関する記述として,適切なものはどれか。
出典:令和元年秋期 問31
- 各ノードに論理的な順位付けを行い,送信権を順次受け渡し,これを受け取ったノードだけが送信を行う。
- 各ノードは伝送媒体が使用中かどうかを調べ,使用中でなければ送信を行う。衝突を検出したらランダムな時間の経過後に再度送信を行う。
- 各ノードを環状に接続して,送信権を制御するための特殊なフレームを巡回させ,これを受け取ったノードだけが送信を行う。
- タイムスロットを割り当てられたノードだけが送信を行う。
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解説
CSMA/CD方式は、Carrier Sense Multiple Access with Collision Detectionの略で、日本語に訳すと「搬送波感知多重アクセス/衝突検出方式」となります。CSMA/CD方式は一本の同軸ケーブルに複数のコンピュータが接続されているバス型のトポロジを前提としており、次のような手順で送信が行われます。
- 伝送路上に他のノードからフレームが送出されていないかを確認する
- 複数のクライアントは同じ回線を共用し、他者が通信をしていなければ自分の通信を開始する。
- 複数の通信が同時に行われた場合は衝突を検出し、送信を中止してランダム時間待ってから再び送信をする。
- 優先度制御方式の説明です。
- 正しい。CSMA/CD方式の送信動作です。
- トークンパッシング方式の説明です。
- TDMA方式の説明です。
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