通信プロトコル(全69問中65問目)
No.65解説へ
インターネットに関係するプロトコルや言語に関する記述のうち,適切なものはどれか。
出典:平成16年秋期 問40
- FTPは,電子メールにファイルを添付して転送するためのプロトコルである。
- HTMLは,文書の論理構造を表すタグをユーザーが定義できる言語である。
- HTTPは,HTML文書などを転送するためのプロトコルである。
- SMTPは,画像情報を送受信するためのプロトコルである。
広告
解説
- FTP(File Transfer Protocol)は、ネットワーク上でファイルの転送を行うための通信プロトコルなので電子メールを転送することはできません。電子メールにファイルを添付して転送するための規格はMIME(Multipurpose Internet Mail Extension)です。
- HTML(HyperText Markup Language)は、Webページを記述するために、タグを使って文書構造を表現するマークアップ言語ですがタグは定義済みものしか使用できません。文書の論理構造を表すタグをユーザーが定義できる言語はXML(eXtensible Markup Language)です。
- 正しい。HTTP(HyperText Transfer Protocol)は、WebサーバとWebブラウザがデータを送受信するのに使われるプロトコルです。
- SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)は、インターネット環境において、クライアントからサーバにメールを送信したり、サーバ間でメールを転送するのに用いられるプロトコルです。SMTPでは、ASCII文字しか使用できないため、画像情報の送受信にはMIMEを使用します。
広告