情報セキュリティ(全127問中17問目)

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
OpenPGPやS/MIMEにおいて用いられるハイブリッド暗号方式の特徴はどれか。

出典:令和2年免除 問40

  • 暗号通信方式としてIPsecとTLSを選択可能にすることによって利用者の利便性を高める。
  • 公開鍵暗号方式と共通鍵暗号方式を組み合わせることによって鍵管理コストと処理性能の両立を図る。
  • 複数の異なる共通鍵暗号方式を組み合わせることによって処理性能を高める。
  • 複数の異なる公開鍵暗号方式を組み合わせることによって安全性を高める。
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分野:テクノロジ系
中分類:セキュリティ
小分類:情報セキュリティ
解説
ハイブリッド暗号方式は、公開鍵暗号方式を用いて共通鍵を通信相手へ安全に配送し、以後はその共通鍵を使用して暗号化通信を行う方式です。TLSやS/MIMEで採用されています。

それぞれの暗号方式を他方と比較すると次のような短所があります。
共通鍵暗号方式
安全に鍵を配送するのに手間が掛かる
通信相手が増えると必要な鍵数が多くなる
公開鍵暗号方式
暗号化・復号に要する計算量が多いため処理に時間が掛かる
ハイブリッド暗号方式は、両者を組み合わせることで、当事者間で鍵を安全に共有しつつ、低い処理負荷での暗号化・復号を可能にしています。したがって「イ」が適切な記述です。
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出典


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