セキュリティ技術評価(全5問中2問目)
No.2解説へ
ファジングで得られるセキュリティ上の効果はどれか。
出典:平成31年春期 問45
- ソフトウェアの脆弱性を自動的に修正できる。
- ソフトウェアの脆弱性を検出できる。
- 複数のログデータを相関分析し,不正アクセスを検知できる。
- 利用者IDを統合的に管理し,統ーしたパスワードポリシーを適用できる。
正解 イ問題へ
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解説
ファジング(fuzzing)とは、検査対象のソフトウェア製品に「ファズ(英名:fuzz)」と呼ばれる問題を引き起こしそうなデータを大量に送り込み、その応答や挙動を監視することで(未知の)脆弱性を検出する検査手法です。ファジングは、ファズデータの生成、検査対象への送信、挙動の監視を自動で行うファジングツール(ファザー)と呼ばれるソフトウェアを使用して行います。開発ライフサイクルにファジングを導入することで「バグや脆弱性の低減」「テストの自動化・効率化によるコスト削減」などが期待できるため、大手企業の一部で徐々に活用され始めています。
- ファジングは脆弱性を検知するだけで、自動修正までは行いません。
- 正しい。ファジングで得られる効果です。
- SIEM(Security Information and Event Management)の効果です。
- ID管理システムの導入効果です。
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