情報セキュリティ(全127問中24問目)
No.24解説へ
パスワードリスト攻撃の手口に該当するものはどれか。
出典:平成31年春期 問37
- 辞書にある単語をパスワードに設定している利用者がいる状況に着目して,攻撃対象とする利用者IDを一つ定め,辞書にある単語やその組合せをパスワードとして,ログインを試行する。
- パスワードの文字数の上限が小さいWebサイトに対して,攻撃対象とする利用者IDを一つ定め,文字を組み合わせたパスワードを総当たりして,ログインを試行する。
- 複数サイトで同一の利用者IDとパスワードを使っている利用者がいる状況に着目して,不正に取得した他サイトの利用者IDとパスワードの一覧表を用いて,ログインを試行する。
- よく用いられるパスワードを一つ定め,文字を組み合わせた利用者IDを総当たりして,ログインを試行する。
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解説
パスワードリスト攻撃とは、複数のサイトで同一のID・パスワードの組合せを使用している利用者が多いという傾向を悪用し、あるサイトに対する攻撃などによって得られたIDとパスワードのリストを用いて、別のサイトへの不正ログインを試みる攻撃です。
この攻撃に対しては、利用者側で「パスワードの使いまわしをやめる」ことや、管理者側で「2段階認証を行う」「ログイン履歴を表示し、利用者に確認してもらう」などの対策が考えられます。
したがって正解は「ウ」です。
この攻撃に対しては、利用者側で「パスワードの使いまわしをやめる」ことや、管理者側で「2段階認証を行う」「ログイン履歴を表示し、利用者に確認してもらう」などの対策が考えられます。
したがって正解は「ウ」です。
- 辞書攻撃に該当します。
- ブルートフォース攻撃(総当たり攻撃)に該当します。
- 正しい。パスワードリスト攻撃に該当します。
- リバースブルートフォース攻撃(逆総当たり攻撃)に該当します。
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