セキュリティ実装技術(全38問中32問目)
No.32解説へ
図のように,クライアント上のアプリケーションがデータベース接続プログラム経由でサーバ上のデータベースのデータにアクセスする。データベース接続プログラム間で送受信されるデータが,通信経路上で盗聴されることに対する対策はどれか。
出典:平成20年春期 問65
- クライアント側及びサーバ側にあるデータベース接続プログラム間の通信を暗号化する。
- サーバ側のデータベース接続プログラムにアクセスできるクライアントのIPアドレスを必要なものだけに制限する。
- サーバ側のデータベース接続プログラムを起動・停止するときに必要なパスワードを設定する。
- データベース接続プログラムが通信に使用するポート番号をデータベース管理システムによって提供される初期値から変更する。
正解 ア問題へ
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解説
もし図の通信経路上で攻撃者によって盗聴されれば、コマンドや実行結果などが漏えいしてしまいます。たとえ端末を制限したり、パスワードを設定したり、使用するポート番号を変更したりしても効果はありません。なぜなら攻撃者は認証済の通信を見ることができるからです。
通信経路上の盗聴に対する恒久的な対策は、クライアントとサーバ間の通信を暗号化することです。したがって「ア」が正解です。
通信経路上の盗聴に対する恒久的な対策は、クライアントとサーバ間の通信を暗号化することです。したがって「ア」が正解です。
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