情報セキュリティ対策(全57問中49問目)
No.49解説へ
バイオメトリクス認証システムの判定しきい値を変化させるとき,FRR(本人拒否率)と FAR(他人受入率)との関係はどれか。
出典:平成20年春期 問64
- FRRとFARは独立している。
- FRRを減少させると,FARは減少する。
- FRRを減少させると,FARは増大する。
- FRRを増大させると,FARは増大する。
正解 ウ問題へ
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解説
バイオメトリクス認証は、指紋,虹彩,顔など人間の身体的な特徴や行動の特性など個人に固有の情報を用いて本人の認証を行う方式です。
一般にバイオメトリクス認証システムの精度は、本人拒否率(False Rejection Rate:FRR)と他人受入率(False Acceptance Rate:FAR)の組合せで評価されます。本人拒否率とは、本人であるにもかかわらず本人ではないと判断されてしまう確率、他人受入率とは、他人であるにもかかわらず本人であると誤認してしまう確率です。本人拒否率と他人受け入れ率はトレードオフの関係にあり、一方を減少させると他方は増大することになります。通常は十分なセキュリティを確保するため本人拒否率よりも他人受入率が十分に低くなるように設定されています。
一般にバイオメトリクス認証システムの精度は、本人拒否率(False Rejection Rate:FRR)と他人受入率(False Acceptance Rate:FAR)の組合せで評価されます。本人拒否率とは、本人であるにもかかわらず本人ではないと判断されてしまう確率、他人受入率とは、他人であるにもかかわらず本人であると誤認してしまう確率です。本人拒否率と他人受け入れ率はトレードオフの関係にあり、一方を減少させると他方は増大することになります。通常は十分なセキュリティを確保するため本人拒否率よりも他人受入率が十分に低くなるように設定されています。
- FRRとFARの関係はトレードオフです。
- FRRを減少させると,FARは増大します。
- 正しい。
- FRRを増大させると,FARは減少します。
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