情報セキュリティ(全127問中72問目)
No.72解説へ
ディレクトリトラバーサル攻撃に該当するものはどれか。
出典:平成26年秋期 問44
- Webアプリケーションの入力データとしてデータベースへの命令文を構成するデータを入力し,想定外のSQL文を実行させる。
- Webサイトに利用者を誘導した上で,WebアプリケーションによるHTML出力のエスケープ処理の欠陥を悪用し,利用者のブラウザで悪意のあるスクリプトを実行させる。
- セッションIDによってセッションが管理されるとき,ログイン中の利用者のセッションIDを不正に取得し,その利用者になりすましてサーバにアクセスする。
- パス名を含めてファイルを指定することによって,管理者が意図していないファイルを不正に閲覧する。
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解説
ディレクトリトラバーサル攻撃は、サーバ内の想定外のファイル名を直接指定することによって、本来許されないファイルを不正に閲覧する攻撃方法です。ユーザーからの入力を受け付けるアプリケーションで、親ディレクトリの移動(../)などの、システムが想定外のファイル名を指定することで、本来秘匿にされているファイルの不正取得などを狙います。
- SQLインジェクションの説明です。
- クロスサイトスクリプティングの説明です。
- セッションハイジャックの説明です。
- 正しい。ディレクトリトラバーサル攻撃の説明です。
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