ソフトウェア構築(全40問中16問目)
No.16解説へ
図は,テスト項目消化件数 X において,目標値として設定したバグ累積件数に到達したことを示す。この図の状況の説明として,適切なものはどれか。
出典:平成27年春期 問49
- テスト工程が順調に終了したことを示す。
- テスト前段階での机上チェックやシミュレーションが十分にされていることを示す。
- まだ多くのバグが内在している可能性があることを示す。
- 目標のバグ累積件数が達成されたので,出荷後にバグが発生する確率が低いことを示す。
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解説
バグ管理図は、縦軸に検出バグ数、横軸にテストに要した時間またはテスト消化件数をとり、一般的な信頼度曲線(S字カーブ)と比較することでプログラムの品質を判断するために用いられるグラフです。
テストの対象が設計・開発が問題なく進んだシステム/ソフトウェアであり、テストの質が妥当であれば、テストの中盤以降では内在するバグが徐々に少なっていくためバグの検出数は少なくなっていきます。
しかし図を見ると X の時点でのテスト当たりのバグの検出数がテスト初期と比較しても増加傾向にあることがわかります。
これはテスト対象の品質が著しく悪く、未だバグが数多く内在することを示しています。
したがって「ウ」が適切な説明です。
テストの対象が設計・開発が問題なく進んだシステム/ソフトウェアであり、テストの質が妥当であれば、テストの中盤以降では内在するバグが徐々に少なっていくためバグの検出数は少なくなっていきます。
しかし図を見ると X の時点でのテスト当たりのバグの検出数がテスト初期と比較しても増加傾向にあることがわかります。
これはテスト対象の品質が著しく悪く、未だバグが数多く内在することを示しています。
したがって「ウ」が適切な説明です。
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