ソフトウェア構築(全40問中17問目)
No.17解説へ
図の構造をもつプログラムに対して,ホワイトボックステストのテストケースを設計するとき,少なくとも実施しなければならないテストケース数が最大になるテスト技法はどれか。
出典:平成27年春期 問50
- 条件網羅
- 判定条件網羅
- 複数条件網羅
- 命令網羅
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解説
ホワイトボックステストのテストケースにおける網羅性のレベルには次のようなものあります。
※命令網羅は最低1つ、条件網羅・判定条件網羅では最低2つのテストケースで要件を満たせます。
- 命令網羅(網羅性:低い↑)
- すべての命令を少なくとも1回は実行するテストケースを設計する。
- 分岐網羅(判定条件網羅)
- 判定条件の真偽を少なくとも1回は実行するテストケースを設計する。
- 条件網羅
- 判定条件が複数ある場合に、それぞれの条件が真・偽の場合を組み合わせたテストケースを設計する。
- 判定条件・条件網羅
- 判定条件網羅と条件網羅を組み合わせてテストケースを設計する。
- 複数条件網羅(網羅性:高↓)
- 判定条件のすべての可能な結果の組合せを網羅し、かつ、すべての命令を少なくとも1回は実行するようにテストケースを作成する。
- A→真,B→真
- A→真,B→偽
- A→偽,B→真
- A→偽,B→偽
※命令網羅は最低1つ、条件網羅・判定条件網羅では最低2つのテストケースで要件を満たせます。
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