ソフトウェア方式設計・詳細設計(全58問中38問目)

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
オブジェクト指向における基底クラスと派生クラスの関係にあるものはどれか。

出典:平成20年秋期 問41

  • "会社"と"社員"
  • "自動車"と"エンジン"
  • "図形"と"三角形"
  • "人間"と"頭"
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分野:テクノロジ系
中分類:システム開発技術
小分類:ソフトウェア方式設計・詳細設計
解説
オブジェクト指向における上位クラスと下位クラスの関係には、is-a(汎化-特化)関係と、part-of(集約-分解)関係があります。
is-a(汎化-特化)関係
「動物-犬」や「家電-テレビ」などのように「…は、○○である」で表される関係。上位クラス(基底クラス)の特性を継承して作成される下位クラスは派生クラスやサブクラスと呼ばれる。
part-of(集約-分解)関係
「コンピュータ-CPU」や「自転車-サドル」などのように「…は、○○の一部である」で表される関係。
各選択肢の関係をどちらかの関係に当てはめてみると、
  • 社員は会社の一部であると言えるので、集約-分解関係になります。
  • エンジンは自動車の一部であると言えるので、集約-分解関係になります。
  • 正しい。三角形は図形であると言えるので、汎化-特化関係(基底クラスと派生クラスの関係)になります。
  • 頭は人間の一部であると言えるので、集約-分解関係になります。

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