ソフトウェア方式設計・詳細設計(全58問中56問目)

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
ソフトウェアのモジュール設計において,信頼性,保守性を向上させるためのアプローチとして,望ましいものはどれか。

出典:平成17年秋期 問41

  • モジュール強度を強く,結合度を強くする。
  • モジュール強度を強く,結合度を弱くする。
  • モジュール強度を弱く,結合度を強くする。
  • モジュール強度を弱く,結合度を弱くする。
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分野:テクノロジ系
中分類:システム開発技術
小分類:ソフトウェア方式設計・詳細設計
解説
モジュールの信頼性や保守性を向上させるためにはモジュールの独立性を高める必要があります。独立性を評価するための指標としてモジュール内部の結びつきを考える「モジュール強度」とモジュール間の結びつきを考える「モジュール結合度」があります。
モジュール強度
モジュールを構成する機能同士の結びつきの強さ(モジュール内部の関連性の強さ)を表す。モジュール強度が強いほど独立性が高く良いとされる。
モジュール結合度
モジュール同士がどのように影響しあうかという関連性の強さを表す。モジュール結合度が弱いほど関連するモジュールに変更があった場合の影響を受けにくくなるので、モジュールの独立性が高まる。
したがって、モジュールの信頼性・保守性を高めるためには「モジュール強度を強く,結合度を弱くする」というアプローチでの設計が適切です。

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