ソフトウェア方式設計・詳細設計(全58問中7問目)
No.7解説へ
オブジェクト指向におけるクラスとインスタンスとの関係のうち,適切なものはどれか。
出典:平成30年秋期 問47
- インスタンスはクラスの仕様を定義したものである。
- クラスの定義に基づいてインスタンスが生成される。
- 一つのインスタンスに対して,複数のクラスが対応する。
- 一つのクラスに対して,インスタンスはただ一つ存在する。
正解 イ問題へ
広告
解説
オブジェクト指向において、クラスはオブジェクトの定義情報、インスタンスはクラスの定義情報を用いて生成された具体的なデータをもつ実体です。クラスは定義情報だけをもった入れ物に過ぎませんから、1つのクラスから異なる値をもつ複数のインスタンスが生成できます。
"たい焼き"を例にすると、型がクラスで、出来上がった"たい焼き"がインスタンスと考えることができます。
"たい焼き"を例にすると、型がクラスで、出来上がった"たい焼き"がインスタンスと考えることができます。
- 説明が逆で、クラスはインスタンスの仕様を定義したものです。
- 正しい。
- 1つのインスタンスは、そのクラスの仕様を表すただ1つのクラスと関連付けられます。
- 1つのクラスから、複数のインスタンスを生成できます。
広告