ソフトウェア構築(全40問中7問目)
No.7解説へ
ソフトウェアのテストツールの説明のうち,静的テストを支援する静的解析ツールのものはどれか。
出典:平成31年春期 問48
- 指定された条件のテストデータや,プログラムの入力ファイルを自動的に生成する。
- テストの実行結果を基に,命令の網羅率や分岐の網羅率を自動的に計測し,分析する。
- プログラム中に文法上の誤りや論理的な誤りなどがあるかどうかを,ソースコードを分析して調べる。
- モジュールの呼出し回数や実行時間,実行文の実行回数などの,プログラム実行時の動作特性に関するデータを計測する。
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解説
プログラミングやテスト工程を支援するツールは、静的と動的及び環境を整える環境設定ツールに分類されます。
- 静的テストツール
- 構文チェッカ、コードオーディタ、モジュールインタフェースチェックツールなどのプログラムを実行しない状態でプログラムの検証を行うためのツール。
- 動的テストツール
- インスペクター、トレーサー、スナップショット、メモリダンプ、カバレッジモニター、アサーションチェッカなどのプログラムを実行しながら検証を行うためのツール。
- 環境設定ツール
- テストベッドツール、テストデータ生成ツールなどのテスト環境を準備するためのツール。
- 環境設定ツールであるテストケース作成ツールの説明です。
- 動的解析ツールであるカバレッジモニターの説明です。
- 正しい。静的解析ツールである構文チェッカの説明です。「ソースコードを分析して」という記述からプログラムを実行せずに行う解析であることがわかります。
- 動的解析ツールであるプロファイラの説明です。
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