開発プロセス・手法(全37問中11問目)
No.11解説へ
XP(Extreme Programming)のプラクティスの説明のうち,適切なものはどれか。
出典:平成30年秋期 問50
- 顧客は単体テストの仕様に責任をもつ。
- コードの結合とテストを継続的に繰り返す。
- コードを作成して結合できることを確認した後,テストケースを作成する。
- テストを通過したコードは,次のイテレーションまでリファクタリングしない。
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解説
XPには4つのカテゴリに分けられた19のプラクティスがあります。
- XPでは、ソースコードの共同所有が掲げられているので、単体テストの仕様にはチーム全体が共同して責任をもちます。
- 正しい。XPでは、システムのビルドとテストの実行を自動化し継続的に行います。これを継続的インテグレーションといいます。
- XPでは、プロダクトコードと並行してテストコードを書き、小まめに実行して結果を見ながら開発するというテストファーストで進めます。これをテスト駆動開発(TDD)といいます。
- XPでは、完成したコードでも随時または定期的に改善を行います。外部から見た時の振る舞いを保ちつつ、理解や修正が簡単になるようにソフトウェアの内部構造を変化させることをリファクタリングといいます。
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