データ構造(全53問中21問目)
No.21解説へ
待ち行列に対する操作を,次のとおり定義する。
ENQ n:待ち行列にデータnを挿入する。
DEQ :待ち行列からデータを取り出す。
空の待ち行列に対し,ENQ1,ENQ2,ENQ3,DEQ,ENQ4,ENQ5,DEQ,ENQ6,DEQ,DEQの操作を行った。次にDEQ操作を行ったとき,取り出される値はどれか。
ENQ n:待ち行列にデータnを挿入する。
DEQ :待ち行列からデータを取り出す。
空の待ち行列に対し,ENQ1,ENQ2,ENQ3,DEQ,ENQ4,ENQ5,DEQ,ENQ6,DEQ,DEQの操作を行った。次にDEQ操作を行ったとき,取り出される値はどれか。
出典:平成25年秋期 問 5
- 1
- 2
- 5
- 6
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解説
待ち行列(キュー)は、先に入ったものから先に取り出す「先入先出し方式」のデータ構造です。左を待ち行列の入口、右を出口として操作の流れを考えます。
[ENQ1] 1
[ENQ2] 21
[ENQ3] 321
[DEQ] 32 →1
[ENQ4] 432
[ENQ5] 5432
[DEQ] 543 →2
[ENQ6] 6543
[DEQ] 654 →3
[DEQ] 65 →4
次に行われるDEQ操作で取り出される値が答えとなります。
[DEQ] 6 →5
したがって答えは「5」が適切です。
[ENQ1] 1
[ENQ2] 21
[ENQ3] 321
[DEQ] 32 →1
[ENQ4] 432
[ENQ5] 5432
[DEQ] 543 →2
[ENQ6] 6543
[DEQ] 654 →3
[DEQ] 65 →4
次に行われるDEQ操作で取り出される値が答えとなります。
[DEQ] 6 →5
したがって答えは「5」が適切です。
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