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No.74解説へ
試験の合否を判定する次の決定表から読み取れるものはどれか。ここで,試験は労務管理,経理及び英語の3科目で構成され,それぞれの満点は100とする。
出典:平成16年秋期 問15
- 英語の得点が90以上の者は,仮合格か合格になる。
- 英語の得点が90未満の者は,不合格になる。
- 業務経験年数が5以上の者は,仮合格か合格になる。
- 経理の得点が60未満の者は,不合格になる。
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解説
決定表は、ある事象について条件や選択肢を表形式で整理し、記述された条件・選択肢の組合せによってどのような処理を行うべきかを列挙したものです。
表中の二重線より上が条件を記述する部分で、条件が成立するときは「Y」、不成立の時は「N」を記入します。二重線より下が実行される処理を記述する部分で、条件の組合せによって実行すべき処理に「X」が記入します。
表中の二重線より上が条件を記述する部分で、条件が成立するときは「Y」、不成立の時は「N」を記入します。二重線より下が実行される処理を記述する部分で、条件の組合せによって実行すべき処理に「X」が記入します。
- 英語が90以上の場合の処理は、合格:X,仮合格:-,不合格:- になっているので、仮合格になることはありません。
- 英語が90未満の場合の処理は、合格:-,仮合格:X,不合格:- になっているので、仮合格になることがあります。
- 業務経験年数が5年以上でも3科目合計得点が260未満の場合に不合格になります。
- 正しい。それぞれのテストの満点は100なので、経理が60未満の場合、他の2科目が100でも合計点が260未満になってしまうため不合格が確定します。
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