データ構造(全53問中9問目)
No.9解説へ
待ち行列に対する操作を,次のとおり定義する。
- ENQ n:
- 待ち行列にデータnを挿入する。
- DEQ :
- 待ち行列からデータを取り出す。
出典:平成30年秋期 問 5
- 1
- 2
- 5
- 6
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解説
待ち行列(キュー構造)は、先に入ったものから先に取り出す「先入先出し方式」のデータ構造です。左を待ち行列の入口、右を出口として操作に伴う待ち行列の変化を追っておきます。
ENQ1: [1]
ENQ2: [2][1]
ENQ3: [3][2][1]
DEQ: [3][2] → [1]
ENQ4: [4][3][2]
ENQ5: [5][4][3][2]
DEQ: [5][4][3] → [2]
ENQ6: [6][5][4][3]
DEQ: [6][5][4] → [3]
DEQ: [6][5] → [4]
次に行われるDEQ操作で取り出される値が答えとなります。
DEQ: [6] →[5]
したがって答えは「5」が適切です。
ENQ1: [1]
ENQ2: [2][1]
ENQ3: [3][2][1]
DEQ: [3][2] → [1]
ENQ4: [4][3][2]
ENQ5: [5][4][3][2]
DEQ: [5][4][3] → [2]
ENQ6: [6][5][4][3]
DEQ: [6][5][4] → [3]
DEQ: [6][5] → [4]
次に行われるDEQ操作で取り出される値が答えとなります。
DEQ: [6] →[5]
したがって答えは「5」が適切です。
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