システムの構成(全74問中66問目)
No.66解説へ
クライアントサーバ方式の説明として,最も適切なものはどれか。
出典:平成17年秋期 問32
- パソコンとワークステーションをLANで接続したシステムの構成方式の総称であり,パソコンをクライアント,ワークステーションをサーバと呼ぶ。
- プロセス間通信機能を利用し,一連の処理を,サービスを受けるプロセスと,そのサービスを提供するプロセスとに分離したものである。
- ホストコンピュータの一部の機能と処理対象のデータファイルを端末に分散することによって,負荷の分散を図ることを主目的としたものである。
- ホストコンピュータの代わりに配した複数のワークステーションと端末を接続し,負荷の水平分散を図ることを主目的としたものである。
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解説
クライアントサーバシステムは、サービスを要求する側であるクライアントと、サービスを提供するサーバにアプリケーションの機能を分離した垂直分散システムの一形態です。
クライアントの環境を変更することなしにシステムに機能を追加したり、それぞれのサーバの機能を専用化することで比較的容易に個々の性能を向上させることができる利点があります。
クライアントの環境を変更することなしにシステムに機能を追加したり、それぞれのサーバの機能を専用化することで比較的容易に個々の性能を向上させることができる利点があります。
- サーバとクライアントはシステムにおける役割を表しています。パソコンとワークステーションという区別は関係ありません。
- 正しい。
- 2層C/S、3層C/Sのどちらの構成でも、処理対象のデータファイルはデータベースサーバとしてサーバ側に配置されます。
- クライアントサーバシステムは負荷の垂直分散を目的としています。
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