開発ツール(全32問中18問目)
No.18解説へ
プログラムの静的解析ツールで検出できるものはどれか。
出典:平成22年秋期 問23
- 関数ごとの実行処理時間
- 後に使用されない変数への代入
- プログラム仕様に対する処理の記述漏れ
- 用意したテストケースでは実行されなかった命令
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解説
静的解析ツールは、プログラムを実行しない状態でプログラムの検証を行うためのツールで、構文チェッカ,コードオーディタ,モジュールインタフェースチェックツールなどがあります。
静的解析のほとんどはソースコードに対して行われ、使用しているプログラム言語が定める構文どおりに記述されているかや、コーディング規約を満たしているかなどを検査します。つまり静的解析では、ソースコード中から分かる記述ミスが検出可能ということになります。
静的解析のほとんどはソースコードに対して行われ、使用しているプログラム言語が定める構文どおりに記述されているかや、コーディング規約を満たしているかなどを検査します。つまり静的解析では、ソースコード中から分かる記述ミスが検出可能ということになります。
- 実行処理時間は、実際にプログラムを実行し、デバッガやベンチマークテストで測定します。
- 正しい。ソースコードを分析することで、定義されたまま使用されていない変数や、代入後使用されていない変数を検出することが可能です。
- 処理の記述漏れは、ツールではなく、インスペクションやレビューなどの人的な解析で検出します。
- テストの網羅率は、プログラムを実行してカバレージモニターなどで測定します。
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