オペレーティングシステム(全107問中61問目)
No.61解説へ
仮想記憶方式では,割り当てられる実記憶の容量が小さいとページアウト,ページインが頻発し,処理能力が低下することがある。このような現象を何というか。
出典:平成22年秋期 問21
- スラッシング
- スワッピング
- フラグメンテーション
- メモリリーク
正解 ア問題へ
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解説
仮想記憶方式のひとつであるページング方式では、主記憶と仮想記憶の置き換えをページ単位で行います。(ページイン&ページアウト)
主記憶の容量が十分でない場合に、多数のプログラムを同時に実行するとページ置き換え処理が多発します。スラッシングとは、これによりシステムのオーバーヘッドが増加し、実行中のプログラムがCPUを使用している割合が極端に少なくなる現象のことです。
主記憶の容量が十分でない場合に、多数のプログラムを同時に実行するとページ置き換え処理が多発します。スラッシングとは、これによりシステムのオーバーヘッドが増加し、実行中のプログラムがCPUを使用している割合が極端に少なくなる現象のことです。
- 正しい。
- なんらかの理由で主記憶上にあるプログラムが長時間待ち状態になっている場合に、そのプログラムを実行中のまま補助記憶上のスワップファイルに退避し、他のプログラムを主記憶にロードすることで主記憶の効率的な利用を行う方法です。
- 主記憶上に生じる不連続な未使用領域のこと、またはそれが起こる現象のことです。
- プログラム上で確保したメモリが使用後も解放されずに主記憶上に残っている状態。メモリリークが繰り返されると他のプログラムやOSが確保するメモリ容量が少なくなり、エラーや停止や生じることがあります。
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