タスクは発生してから消滅するまで次の3つのいずれかの状態を繰り返しながら処理されます。
- 実行状態
- タスクがCPU使用権を与えられ、実行されている状態
- 実行可能状態
- タスクがいつでも実行でき、CPU使用権が割当てられるのを待っている状態
- 待ち状態
- 入出力装置や補助記憶装置との入出力の完了などを待っている状態
設問の〔状態遷移の要因〕のうち、「②CPU使用権が与えられた」タスクが遷移する状態aが「実行状態」、「③入出力動作の完了を待つ」タスクの遷移する状態cが「待ち状態」、残った状態bが「実行可能状態」になります。